チュートリアル

Hichartエディタの使用方法を画面例を使用して説明します。
  1. エディタを起動します。



  2. セル(ノード)・エッジの入力を行います。
    セルやエッジの編集操作を行う場合には、メニューバーの[View]-[Inner Structure]を選択してから作業を行って下さい。

    まず、セルの追加を行います。 ツールバーからセルの種類をクリックして選択し、画面上でダブルクリックします。 ここでは、ツールバー左側から5番目のボタン「pre-defined process」ボタンをクリックし、 画面上でダブルクリックします。
    セル情報入力画面が表示されますので、リストから「m_packet」を選択し、「OK」ボタンを押して下さい。




    セルが入力されます。


    セル入力操作を繰り返し、下図のような図を作成します。



    続いて、エッジの入力を行います。 ツールバーからエッジの種類をクリックして選択し、画面上でドラッグします。 ここでは、ツールバー右側から2番目のボタン「edge parent-child」ボタンをクリックし、 始点となるセルでクリックし、終点となるセルまでドラッグします。


    エッジ入力操作を繰り返し、下図のような図を作成します。



  3. Hichart/DXLの最小の図が完成したので、メニューバー[View]-[Hichart/DXL]を選択してHichart図を表示します。
    Hichart図を清書したい場合は、メニューバーから[Command]-[parse]を実行します。




    構文解析の結果、図が文法に沿ったものであった場合は、エディタ内部で導出木が作成され、 さらに導出木上でレイアウト情報に関する属性評価が行われ、清書された図が出力されます。




    構文解析に失敗した場合は、ダイアログが表示されます。

  4. 入力された図をSVGファイルとして生成したい場合は、メニューバーから[Command]-[Generate SVG File]を実行します。 エディタ内部では、構文解析とレイアウト、SVG生成に関する属性評価が行われSVGファイルが生成されます。







  5. 生成されたSVGファイルは、Adobe社のSVGプラグイン( http://www.adobe.com/jp/svg/viewer/install/)がインストールされたInternet Explorerで表示が可能です。
    [Alt]キーを押しながらマウスをドラッグすると、画面をスクロールさせることができます。



    以上が、セル・エッジの入力、構文解析、SVGファイル生成の操作手順と成ります。
    続いて、サンプルファイルを読み込み、構文解析、SVG生成を行う手順について説明します。

  6. ツールバーの「開く」ボタンを押し、ダウンロードしたサンプルファイル「DXL_sample.dat」を読み込みます。
    このサンプルファイルの内容は、JIS X 0130 木構造図用データ交換言語DXL[1]に掲載されている英単語数え上げ プログラムをHichart/DXLで表示した例となります。



  7. エディタ上に図が表示されます。



    メニューバーから[Command]-[parse]を実行した結果は以下のようになります。



    メニューバーから[Command]-[Generate SVG File]を実行し、Internet Explorerで表示した結果は以下のようになります。



参考文献

[1] JIS X 0130-1995 木構造図用データ交換言語DXL.

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